小池祐貴選手が現在注目を集めていますね。
日本人で三人目の100メートル9秒台を出したという事で凄く有名になりましたね。
そんなこれからが楽しみな小池祐貴選手ですが、練習メニューが特殊だと言われています。
小池祐貴選手が劇的にタイムを伸ばした練習メニューや高校時代やコーチなどについて書いていきます。
小池祐貴【陸上】の練習やコーチについて
小池祐貴選手の練習は今までの陸上競技界では考えられなかったような練習メニューをされています。
小池祐貴選手がされている練習メニューは「ゆっくり走る」というものです。
ゆっくり走る代わりにしっかり一歩一歩地面から反発を貰う事を意識して走るようです。
ですので、イメージはバウンディングをして走る感じでしょうかね。
速く走ると地面から反発を貰う感覚や、足の運び方などが疎かになってしまうようです。
小池祐貴選手の練習メニューは毎日100メートルを12本走ったりすることらしいのですが、ペースは100メートルをなんと13秒くらいで走るようです(笑)
100メートルを13秒台とは、小池祐貴選手にとったらジョギングに毛が生えたようなペースにしか感じないのではないかと思います。
300メートルを走るときも40秒くらいで走るようです。
それ以上早く走ると、コーチから「速い速い」と怒られるようです。
ゆっくりした速度で走る代わりに完璧に正しい足の運びで走る事を意識されているようです。
小池祐貴選手はこのような練習をしてタイムを大きく伸ばされたのでもしかしたら多くの選手が似たようなトレーニングを取り入れるかもしれませんね。
強く意識されていることは余計な事をしない事のようです。
前に進む作業を淡々とすることを意識されているようです。
そんな小池祐貴選手の特殊な練習を指導されているコーチにも注目が集まっていますが、臼井淳一さんです。
臼井淳一さんは、走り幅跳びで84年ロス五輪で7位に入賞された方です。
走り幅跳びが専門だった方ですので、地面からの反発の貰い方などは凄く詳しいのでしょうね。
小池祐貴選手の9秒台は臼井淳一さんの力なくしては不可能だったかもしれません。
小池祐貴の高校時代について
小池祐貴選手の高校時代について書いていきます。
小池祐貴選手は立命館慶祥高校に行っていらっしゃいました。
日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手と同い年で、ライバルとして切磋琢磨されていました。
高校時の自己ベストは、100mで10秒38、200mで20秒89で素晴らしいタイムを出されましたが、桐生祥秀選手の実力が圧倒的過ぎて常に桐生祥秀選手に負けてしまうような状態でした。
小池祐貴選手が大きく伸びたのは、社会人になってからで、大学を卒業した2018年、4月には、ANA(全日本空輸)に入社され、同月に100メートルで100mで10秒20の自己ベストを記録されました。
その後、臼井淳一さんがコーチとなり、住友電工に移籍され、一気に100メートル9秒台までタイムを伸ばされました。
小池祐貴選手には臼井淳一さんの指導が凄く合っていたのでしょうね。
現在では桐生祥秀選手に直接対決で勝利したりもされていますし、桐生祥秀選手と小池祐貴選手の実力は同じくらいではないかと思います。
小池祐貴の筋肉について
小池祐貴選手の筋肉について書いていきます。
小池祐貴選手は、筋肉が凄いと言われています。
小池祐貴選手の筋肉が良く分かる画像はコチラです↓
上半身も下半身もかなり凄い筋肉をされていますね。
陸上の100メートルは走るだけの競技ですし、さからこそフィジカルのクオリティーが大切だと言われていますね。
小池祐貴選手も当然体つくりにはこだわっていらっしゃると思いますし、だからこそこれだけのフィジカルが作れるのでしょうね。
アスリートの筋肉量について
昔からよくある議論で、アスリートは体が大きい方が良いか否かという議論はされています。
例えば、野球界でもイチロー選手は、体は筋肉をつけて大きくしない方が良いという主張をされていますが、ダルビッシュ有投手は筋肉をたくさんつけて大きくした方が良いという主張をされています。
体を大きくしない方が良いと主張される方の理由は、体が重くなって動きが鈍くなったり重くなったりするからのようです。
イチロー選手はかなり細い体つきをされていますが、凄くキレのある動きをされますし、スピードも凄く速いですね。
ダルビッシュ有投手のように体を大きくした方が良いと主張される方の理由は、筋肉をたくさんつけると、筋出力がアップするからですね。
筋肉をたくさんつけると、当然力が強くなりますし、力だ強くなると、当然競技において、強い力を加えられたりするので、競技が有利になると言われていますね。
ダルビッシュ有投手も肉体改造をして力強くなったから、ストレートの勢いが増し、メジャーリーガーと対戦しても力負けしないようなボールが投げられるようになったと言われていますね。
個人的な考えでは、体を大きくした方が良いかどうかは人によると思います。
体を大きくすることによって伸びる選手もいれば潰れてしまう選手もいるので、どんなトレーニングも合う合わないがあると思います。
ですので、自分に合ったトレーニングを見つける事が大切なのではないかと思います。
人それぞれ体は違いますし、同じトレーニングをしても伸びる人も潰れてしまう人もいるので、自分の体と対話をしながら伸びるトレーニングを探していくことが大切なのではないかと個人的には思っています。
まとめ
小池祐貴選手には、来年東京オリンピックでの活躍が期待されていますし、東京オリンピックの4×100メートルリレーでは日本は金メダル最有力との呼び声も高いですね。
日本人はフィジカルで黒人選手に勝てないから短距離種目では勝てないなんて言われていた時代もありましたが、現在の日本のスプリント会はそのような声を黙らすような活躍をされていますね。
これから9秒台の選手はどんどん増えてくると思いますし、日本人が100メートルで個人でメダルを獲得する時が来るかもしれませんね。
世界選手権で末續慎吾さんや為末大さん達がトラック種目でメダルを獲得されましたが、今後も個人種目でもメダルを狙えるような選手がどんどん増えてきて欲しいですね。
小池祐貴選手はまだまだタイムを伸ばすポテンシャルを秘めていると思いますし、これからの活躍から目が離せないですね。
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